ほくろ山下清

★8月22日は対馬丸撃沈から75年！1484名が悪石島の海底に沈んだ・・・784名は学童達たった・・・


★あれから75年！784名の学童は名前確認できた数字である、よって未確認の死亡学童を含めるとさらに多くの学童が鹿児島悪石島の海底に沈んでいった！

★これまで新聞紙面は対馬丸遭難を生き抜いた方々の体験談が連載されている。1944年7月以降サイパン島で日本軍が玉砕し、いよいよ沖縄上陸を懸念し、沖縄県民を本土へ8万人、台湾へ2万人を疎開命令した。それは一見子ども達の命を守る意味もあった事だろうが、本音は軍の食料を確保し女性や子ども達があしでまといになるからであった。

★連載記事はいろんな立場の方々の体験談から、とても心が痛かったのは、当時引率教諭の体験談だった。子ども達の親に「絶対大丈夫だから！」と多くの児童を対馬丸で疎開させた。そして、自分が助かった・・・親から「子どもを帰せ！」とののしられたとの事。戦後このような児童の家を訪問することはできなかった・・・

★また、運良く生き残った者は日本軍部から「対馬丸沈没はぜったい口外するな！」とのかん口令であった。生き残った子が友達の家に行くと「どうしてお前だけ生きている！」・・・と石を投げられた！

★先の大戦は情報戦において米軍にすべて知られていた！対馬丸も那覇港から出発した時から、米軍潜水艦ボーフィン号が後ろを追っていた。
　そして、8月22日夜10時12分に魚雷攻撃した・・・暗い海に投げ出された者達は5日くらい漂流し助かった者！つかまっていたイカダから１人1人手を離し海に沈んでいった者・・・

★本日、これらの御霊をなぐさめるために「対馬丸追悼式」が「小桜の塔」で開催された。吉永小百合さんからの平和のメッセージもあったとの事・・・