ほくろ山下清

★コザ騒動から50年！本土の友人知人達へ！

★「堪忍袋の緒が切れる！」とは「もうこれ以上我慢できなくて怒りが爆発する！」・・・1970年12月20日深夜2時ころ沖縄県コザ市（現沖縄市）で発生した！本土復帰2年前である。
　「もうこれ以上我慢できなくて怒りが爆発した原因！」は、戦後25年目に起こった米軍人の交通事故だった。それは今日までも米軍基地があるゆえんで起こる不条理であった。

　それは、米兵が運転する車が道路横断中の住民をはねた！その事故処理において米兵を逃がそうとしたら、住民が集まってきた。その3ヶ月前に糸満市で起きた米兵による主婦れき殺事故があり、12月11日に無罪になった！（本件の9日前）
　さらに群衆が集まり一発触発のころ、MP十数人が拳銃を20発～30発威嚇発砲した！それが大きな引き金となり暴動が起こった。群衆は3500人余に膨れ上がりイエローナンバー（米人車両）だけを道路中央に引っ張り出し80台余に放火した。住宅への延焼をさけ、また一般住民の車に被害がないような配慮だった！・・・それはまさしく「堪忍袋の緒が切れた！」のであった。

　その4年前（1966年）、実は私にも同様な事件があった！私が高校3年生の頃、親友のK・K君が米軍人の飲酒運転でれき殺された！「また明日ね～！」と学校で別れた30分後である・・・頭の後ろ半分が吹き飛んだ棺の中の顔が今でも思い出す。そして、その事故も米軍人は無罪であった・・

　この暴動が起こった現在、私は東京での学生時代であった。そのニュースを聞いた時、「よくやった！」私の堪忍袋も同調し、安酒を飲んで前述のK・K君を偲んだ！

　その他にも多くの不条理があるここ沖縄県の現実を「本土の友人知人に発信いたします！」・・・私達も日本人です！・・・