2018年01月26日

その166A 悼みと償い(いたみとつぐない)野仏に込め!

★チビチリガマの悲劇とつぐない!
その166A 悼みと償い(いたみとつぐない)野仏に込め!
チビチリガマの野仏
その166A 悼みと償い(いたみとつぐない)野仏に込め!

2017年9月12日チビチリガマの悲劇が起こった!チビチリガマは先の戦争においての鎮魂の聖地の場所である。

 1945年4月1日に米軍が沖縄県読谷村の海岸に上陸した。その翌日にガマ(自然洞窟)に140名が避難し、85名の住民が集団自決した。当時、鬼畜米兵の教えを信じた住民は自決した。「親が我が子を殺!、夫婦で殺し合い・・・!」そのよう場所がこのチビチリガマの悲劇」である。

 そのような歴史を知らない4名の少年が「肝試し」のゲームのもと「チビチリガマ破壊」を行ったのである。平和教育にはこだわっている沖縄県であるがゆえに、とてもショックな惨劇であった。

★あれから四ヶ月余・・・その関係者の少年達は逮捕され反省をうながされた。その少年達は、事の重大さを知り、保護観察処分の一環として悼みと償いの行動をした。
 それは、凄惨な歴史と遺族の苦しみを受け止めて「チビチリガマの事をみんなに知らせるようにしたい!」との思いで、彫刻家「金城実氏」のご指導のもと「野仏」を12体作製し奉納した。かれらの制作した「野仏」のお顔を拝見すると少年達の思いが感じられる・・・

★暗いチビチリガマの中から明るい外の景色は、当時、あきらめ(勇気)を持って降参して出て行った村人のおびえ、おののく気持ちが感じられた。

★やった事はとても許されることではないが、その償いは今後ともガマの歴史をつなぐきっかけになることと思う!

★私は、そのようなチビチリガマの歴史の継承の一環として、来る6月2日(土)に、この場所にて「被爆ピアノによる平和コンサート」を企画中である。アノ72年前に広島で被爆したピアノで「チビチリガマ」という曲を弾き語りする予定である。

★鎮魂歌「チビチリガマ」・・・<作詞→金城 実><作曲→小室 等>

◆歌詞1番・・・沖縄の方言です。(標準語訳)
【戦ぬ世ぬあわり(戦争の哀しさ) 物語てぃたぼり(語り継いでいこう)】
【童ん孫世に(子や孫に)語てぃtぼり(語り継いでいこう)】
◆歌詞2番
【はんじゃチビチリよ(波平にあるこのチビチリ自然壕)我した沖縄世ぬ(わがふるさと沖縄の)】
【心肝むやまち(心をいため)泣ちゅさウチナー(泣いているよ)】
◆歌詞3番
【泣ちゅなチビチリよ(チビチリヨ泣かないで)ミルク世願てぃ(平和を願って)】
【物知らしどぅくる(この惨劇を語り継いでいく)チビチリガマ!(チビチリガマだよ!)】




Posted by ほくろ山下清 at 23:11│Comments(0)
 
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