ほくろ山下清

★あれから5年・・・死者15，894名　行方不明者2,562名　総計18，456名

今日は、一日中全国で鎮魂の思いであることと思う。写真の船はバイク一人旅で2012年6月17日に訪問した「第18共徳丸（300t）」の惨状である。
　この船は「津波の悲惨な歴史を伝えるために残そう！」という意見と「この船を見るとアノ惨状を思い出すから撤去してほしい！」・・・住民投票の結果「撤去」となった。海岸から500mも流されて駅前に留まっていた・・・。
　私はこの写真を「旅日記の表紙」に採用し、子や孫に伝えていこうと思った。
今日のテレビでは多くの当別番組を放送している。

そのような放送のひとつで、74名の児童教師が亡くなった「大川小学校」の生徒で現在高校生になった「只野哲也さん」は、この体験の語り部をしてきたが、もうやりたくなくなった・・・との事。心ない言葉やフレッシュバック等でPTSDになってしまった・・・
　このような人々が一日も早く「普通の生活」に戻れる日を祈るものである。

疑問が一つ！アノ「何百億」といわれる「震災復興寄金」は果たして有意義に活用されているものだろうか・・・まだまだ復興途上にある昨今、今一度政府が考えてほしいものである。

　本日の2時40分は黙祷しよう・・・