2012年10月28日

その63A ホスピスコンサート

★人は生まれて、そして、終焉を迎える・・・自然の摂理である。そして、その終焉の迎えかたも人生いろいろである。
 先日、首里の某病院の終末病棟(ホスピス)へボランティアコンサートをさせていただいた。不定期に時々お邪魔している病院である。午後1時からの予定が時間になってもだれも集まらない・・・患者が厳しい状況なので今日はだれもいらっしゃらないのかな、っと思ったら10分ほど遅れて次々と集まってきた。スタッフも含めて15名ほど集まった。中にはベッドで横になったままのご来場の方もいらした。
 まずはオープニングで「埴生の宿」の二重唱を演奏した。それぞれのご家族が住む故郷を思い出し聞き入っていた。10曲ほど演奏し、皆さんとの歌声も行った。ベッドに横たわっている90歳のおばあちゃんは半身不随で体が不自由にもかかわらず手拍子をしようとしたが片手だけでは手拍子ができない・・・ボランティアスタッフの左手を借りて楽しそうに音楽に合わせて楽しんでいる。ご来場の方々に暗い表情はない、あるがままの現実を受け入れ末期の終焉の運命を受け入れ穏やかな日々を過ごしている。今後ともお邪魔して一緒に音楽を共に楽しんでいきたい・・・ボランティアスタッフが作った「ケーキとコーヒー」がとてもおいしかった!



Posted by ほくろ山下清 at 22:29│Comments(0)
 
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