2019年03月21日

その285A 平和と人権の旅Vol6

★3月2日(土)「平和と人権の旅」最終日!朝1番にて「228国家記念館」へ!
その285A 平和と人権の旅Vol6
その285A 平和と人権の旅Vol6
その285A 平和と人権の旅Vol6
その285A 平和と人権の旅Vol6
★この「228国家記念館」は当時の方々の名誉回復運動を目的として運営され、8年前にオープンした記念館である。
エリア1- 事件の背景・エリア2- 事件の勃発・エリア3- 事件の顛末・・・など整然と展示されていた回廊をたどりながら見学した。
 エリア7-受難者の壁には、今回の旅の団長である青木恵昭氏の父「青木惠先(アオキエサキ)氏」の38歳当時の写真があった。私も弔慰の祈りを捧げた。

 青山惠昭氏の父が基隆社寮島の沖縄人集落にいたころ理不尽な死をとげた、それらの歴史を知り、台湾政府を相手に被害認定と損害賠償を申請した。その結果2016年2月に勝訴した。

 このように個人が国を相手に勝訴することは国際的にも画期的な事である。当時、他3名の沖縄人も含まれているが、未だ係争中である。遺族の気持ちを思うと、一日も早い解決を祈るものである。

 そして、日本国も台湾植民地支配50年の加害者として、台湾人被害者への真摯な戦後補償をするべきである。
先の大戦はまだまだ現在にも多くの未解決があり、被害者としての心の痛みと現実は続いている・・・・

 1979年「琉球処分」のその8年前、1871年の「牡丹社事件」もそのひとつである。
 それは、琉球王国の首里王府に年貢を納めて帰途についた宮古、八重山の船4隻のうち、宮古船の1隻が台湾近海で遭難し、台湾東南海岸に漂着した69人のうち、台湾山中をさまよった生存者のうち54名が台湾原住民によって殺害された事件である。それが「牡丹社事件」である。それが、その後の日本国の台湾出兵につながった・・・。

★我が沖縄の唄・・・♪唐ぬ世から大和の世~♪ 大和の世からアメリカ世~♪アメリカ世から大和の世~♪うすまさ変わたるくぬ沖縄~♪・・・

 私は、まだまだ「228事件」や「牡丹社事件に」ついて詳しくはしらな
いが、今回の旅のおかげで、台湾における「平和と人権」を学べた!

・・・つづく!台湾・平和と人権の旅最終回・・・

 
 





Posted by ほくろ山下清 at 19:01│Comments(0)
 
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