その160A 戦争の正義とは?映画「ハクソー・リッジ」
★先日、映画「ハクソー・リッジ」を鑑賞した。このようなドキュメント映画は初めてである。
★戦争映画は制作する国によって「対戦国は悪・我が国は正義」というようなストーリーが一般的である。
★この映画のテーマは志願兵として「戦場で人を殺すのではなく、人の命を助ける!?」という一見矛盾したものである。
敬けんなクリスチャンである「デズモンド・デス」は良心的兵役拒否者として志願した。
★1945年5月、沖縄での激戦地に派遣されたデズモンド・デスは臆病者としてののしられながらでも、自らの信仰をつらぬき日本兵との激しい攻防の中で75名の負傷兵を1人で助け出した。時には日本兵も治療救助したとの事・・・その功績は戦後、トルーマン大統領から「最高名誉勲章」を贈られた。
★このドキュメントは我が沖縄県「浦添ようどれ」(浦添城跡)前田高地での実話である。過日、その場所を訪れた・・・あの切り立った崖「ハクソー」は今や木々に覆われ、さわやかな風とセミの声でにぎわっていた。
★前田高地の正面向こうには普天間基地がある。今現在も頭上にオスプレイが爆音をとどろかせながら飛行している。このドキュメント映画の時代から72年!ここ沖縄は【ミルク世がやゆら?(平和の世の中だろうか?の意味)】
★この映画は7月中の上映である。お子様同伴の鑑賞はご遠慮した方が良い・・・と思う(戦争の実態の学習で良いと思う方もあると思うのだが)
【ブログへ一部掲載した写真はパンフレット配給会社の了解済みである】